MUKAI CRAFT BREWINGは仁淀川町と共に

貴重な自然と共に

仁淀川町(によどがわちょう)には、地質学的に興味深い渓谷があり、山から湧き出る水は山間を流れ滝に注がれ水質日本一を誇る仁淀川(によどがわ)へと流れ込みます。この町には何世代にも渡ってこの自然を守り、活用し受け継がれてきた伝統の日本茶や和紙、木材産業があります。私達 MUKAI CRAFT BREWING もこの自然の恵みを活かしてクラフトビール 創りをしていきます。醸造所から数百メートル上った山の天然水をそのまま使用し、地元で取れる、茶葉、ハチミツ、さつまいも、生姜等を副原料にしたものです。近い将来、山の天然水で栽培されたホップで創るクラフトビール も仁淀川町ビールのコレクションに入ることでしょう。

科学と化学を取り込む

ケン・ムカイ 醸造家:前職は、23年間アメリカの高校教師として化学、物理、生物を専門に教えていました。詳細なデータの取得と観察を行い、基本的な科学の知識とスキルを忘れずに、チャレンジする力と諦めない心を養うという理念を元に生徒たちと向き合ってきました。この理念は彼のクラフトビール 創りにも体現されています。クラフトビール 製造時にでる排水を持続的に処理できるシステムを独自に開発しました。この排水処理システムにより処理された水はほぼ川の水質に近いものとなり川へ放流されます。写真は、このシステムを作り上げるまでに何百回となく繰り返された実験のひとコマです。

醸造家になるまでの道のり

最初の醸造は、2005年、ロサンゼルスにある自宅のキッチンから始まりました。趣味として始めたビール創りは飽きる事なく続けられ、次から次へと道具を買い揃え、同時にビールの知識も増え、果てしない味の追求が今も続いています。2009年に表舞台として結婚披露宴に初めてビールを提供して以来、数々のイベントに出展してきました。2017年、MUKAI CRAFT BREWING を立ち上げるべく趣味のビール創りからプロの醸造家へとステップアップする為、多くの醸造家たちにアドバイスをもらいプロの現場で醸造経験を積んできました。そして仁淀川町の農産物を副原料にしたビールレシピを創り上げてこの地へ移住してきました。そして今、培ってきた技術と経験を活かしたクラフトビール を楽しんでもらう為、仁淀川町下名野川(しもなの郷)で醸造を開始しました。”439” ”2410” ”17”はロサンゼルス生まれのレシピで仁淀川町の農産物を使用したこの町を代表するクラフトビール です。

力強い仁淀川町に

多くの地方の町村がそうであるように、人口の減少を食い止めることは非常に難しい課題である。しかし、仁淀川町は少しずつ変わろうとしています。MUKAI CRAFT BREWING がある下名野川集落では、今後予想される観光客の増加に備え、ツツジや紫陽花の植樹を行いキャンプ場と歩道を整え、川の清掃を行うなど環境整備に力を入れています。また、Uターンしてきた若者たちが家業を受け継ぎ町のリーダーシップをとったり、Iターンしてきた移住者たちが伝統を受け継いだり新たな事業を始めるなどして町を盛り上げています。MUKAI CRAFT BREWING もその一助としてこの町に貢献していきます。

 私たちのクラフトビールは。。。

  • ハイブリッド:MUKAI CRAFT BREWING は発泡酒製造免許を取得し5%以上の副原料(スパイス、果物、野菜)を使用して創ります。
  • 技術と経験: アメリカのクラフトビール 業界に伝わる技術と知識を駆使して創ります。
  • 創造性: 常に新たなレシピを創造していきます。バランス: クラフトビール に必須の香り、味、苦味、喉越し、色、そして後味のバランスを常に意識して創ります。
  • 地産主義:  地元の物をできる限り使用して創ります。
  • 持続的:   使用済み麦芽やホップは近隣の畑の肥や家畜の餌になります。製造時に出る排水は独自の処理システムで川へ放流します。
  • ハピネス:  楽しくて美味しい幸せを創ります。

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